左パネル

BY tomoya kaminishi | 2019-01-18 17:44:54 | Vintage [ビンテージ], Used [ユーズド], Tops [トップス]




先程の1からの続きでその2です。




で、次。




これは60年代頃のモデルです。

50年代頃の色味に比べて、品格が出てきたと言いますか、

知的でさっぱりしたルックスに変化してきたのもこの頃。

ラーメンで言うと、

50年代がこってりで、60年代がさっぱり、

みたいな。

勿論全てが全てではないんですけどね。



これはたまたまですが、

SIR PENDELTONのタグが付いています。

このタグが付くものは色味、生地感がよくペンドルで見るあのウールっぽさと

違うことが多いです。


ちなみにこちらはシャリシャリとした清涼感あるウール地です。





仕様も様々ありますが、

こちらは片方しかポケットがない、通称「片ポケ」。



ボタンも50年代ころに比べてもややシャープになったプラのボタンに変化しました。

ウールシャツに限らず、本格的にプラのボタンが使われるようになったのも

この頃からが多いです。




今が2019年なので、人によっては70年代頃のモデルをヴィンテージと呼ぶかもしれませんが、

僕個人的にはヴィンテージ扱いするのはここまで。

(ペンドルトンの場合)








で、最後に。



ヴィンテージどころか、

超近年物を敢えて持って来ました。(笑)



もはやようやくアップデートしたのか・・・と思うくらい

流石に今のタグは前とは違いますね。(笑)



ヴィンテージが好きな方が、ヴィンテージに虜になる要因を尋ねた時にこたえる、

「経年の変化」

「独特な雰囲気」

には当てはまるか、微妙な線ですが、

今でも思うのは、

品質は確かだと思いますよ。



僕はペンドルに関しては近年物には興味はさほどありませんが。









シャツですし、デイリーに着れるものですから、

今度年代ごとに所有して、着比べて、触り比べてみると楽しいですよ。


そんなのも古着の楽しみ方のひとつとして。





ああ、手がぷるぷるしてる・・・(笑)






今日紹介したアイテムは

下記WEBショップリンクよりご覧いただけます。

UPされていないものは近日UPされます。









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BY tomoya kaminishi | 2019-01-18 17:43:03 | Vintage [ビンテージ], Tops [トップス]




こんにちワンツーパンチからのクロスカウンター!からのひでぶ~

こんにちは。上西です。




古着屋さんで見かけるアイテム、ウールシャツ等でも有名な

「Pendelton(ペンドルトン)」



お客様の中でもペンドルって呼び方が定着していると思うので、

耳馴染みも良いですかね!?




実はブランドの歴史は古く、

1863年が創設ですって。



へえ~~~!って感じですが、まあかなり古くからの歴史があるブランドなんですね。


実際に古着屋さんで見かけるもので古いものだと1910年代や1920年代の

ペンドルトンが見つかりますが、リアルなプライスを飛び越えて高い・・・。(笑)

中にはウン十万なんてのも(汗)




今日はリアルなプライスの範囲内で、

普段着に落とし込めるペンドルトンのシャツを、

年代ごとのディテールも含めて紹介します。



まずはこちら。




こちらは今日紹介する中では一番古い1930~40年代初頭頃のモデルです。



これがタグです。

後年のモデルに比べてサテンの質感がつるんとしていて、

見た目もギラッとしています。

あくまでニュアンスなんで・・・(笑)



ここからはディテールがわかりやすいですかね!?

ポケットのフラップが掛けボタンで、

形状が5角形のホームベース形です。



ボタンも50年代頃に見る樹脂系の材質に近いのですが、

フロントがくっきりと凹みが入るデザインです。

この年代全てがこれとは言い切れませんが、

このデザインのボタンが使われているものが、

今まで確認した中だと多いです。




襟は補強のジグザグ縫いが入り、



前立て裏には裏地のサテンと同素材の当て布がつきます。

※ドレスシャツ等も同様にこの当て布がつく仕様がありますが、

生地がガーゼだったり、前立て片方のみに補強がついたり、

個体により様々な変化があります。




特に古いものは生地感等、ウールの雰囲気もそうですが、

ヴィンテージならではのディテールで楽しめるのがポイントですね。





で、お次。



こちらは50年代に多くみられるディテールを持った一着。

単純に良い色。(笑)



デザインの凄く細かいところを言うとキリが無いですが、

これがタグ。



ポケットがフラップ付き、そして、

襟が袋襟という袋状になった作りになっています。

この袋フラップ、袋襟はこの当時にほとんどが確認出来ます。



これも50年代らしいボタン。

フロントに向かって陥没していく、樹脂系のボタンです。

ボタンの色はペンドルトンの場合、シャツのメイン生地に合わせた色がつくことが多いです。



で、こちらは肩まわりについていた洗濯表記のタグ。

なんと1960年のコピーライトが確認出来ますよ!


このディテールって古着屋さんのスタッフさんや、古着好きの多くの人が

50年代。

それは50sでしょう!

50。

と製造年を聞かれたら、

50年代と回答する方がほとんどなハズ。


一部このように60年代に突入しているのに、

ディテールは50sだったり。

この個体はコピーライトがあるので判別できますが、

そういうちょっとしたディテールが移り変わる過渡期のことも考えつつ

古着を見るのもまた楽しです。




これ以上長く記入すると、BLOGの生地が消えてしまうので、

その2を書かせていただきます。(笑)




その1で紹介したシャツのWEBショップは下記よりご覧ください。

UPされていないものは近日UPされます。






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